初めてのバックフリップ


それは忘れもしない1997年3月23日(日)12時ころのことであった。
ひょんなことから、おささん、にししたさん、れいちんと3人で
旭岳のロープウェイ下のジャンプ台をハイクアップしながら練習
していると、一人の金髪の青年がやってきたのであった。その金
髪男(たなべっち)、まるちゃん、はたぼぉ、かつらさん、みゆ
きと9人でその金髪男の言うとおり、ジャンプ台を改造していく、
そして、9人がかりで20分ほどかけ、幻のフリップ台は完成し
た。この台を使い、金髪男は軽々とバックフリップをメイクした。
くろは台の端っこを使い、板を脱いでバック中の練習を3回ほど
行い、イメージトレーニングをした後、一回目の挑戦だ。結果は
ナチュラル3Dが入ってしまって、顔面着地をした。めげずに2
度目のチャレンジ。今度は、さっきよりビビリまくったせいか、
回転が足りずに後頭部から着地。3度目の正直を信じて、さらに
挑戦は続く。今度はまっすぐに発射台に行ける事だけを考えて飛
んだ。なにしろにわか作りのフリップ台は幅が狭いのだ。したが
ってちょっとずれるとまっすぐに飛ぶ事ができないのだ。3回目
の着地はかなりまっすぐ落ちた。金髪の師匠曰く「あとは、空中
で足を引き付ければ回れますよ」。その言葉を胸に、ジャンプを
続けた。そのあと、数回目に奇跡は起こった。ビビらない様に、
スピードを殺さないように、まっすぐと、そして、空中で足を引
き付ける。と、なんと、板から着地をしたのだった。ランディン
グでちゃんと滑れる程きちんとしたジャンプではなかったが、そ
の後2回成功し、最後にデカいエアー台でもなんとか回れたのだ
った。最高の気分でした。教えてくれた田辺師匠、エアー台をい
っしょに作ってくれたみなさん。ありがとうございました。

matsui
Last-modified: 1997.03.26